初登場:The Incredible Hulk #1(1962年)
ストーリー
知的ながら内向的な子供だったブルース・バナーは、母親が目の前で残虐な父親によって殺害された後、おばに育てられました。ブルースはこの幼少期のトラウマを抑えながら、アメリカ国防総省で高名な核科学者へと生長し、新型のガンマ爆弾を設計しました。その兵器の爆発実験中、区域に迷い込んだ民間人を救出しようとしたそのとき、ブルースは大量のガンマ線を浴びました。すると、彼が抱えていた二重人格は、ハルクへの肉体的な変化をもたらし制御不能な力として表出するようになりました。
ハルクはこの世界で有数の力を持つ存在であり、その怪力は怒りによって増幅します。過去にはゴーストライダーやアイアンマン、スパイダーマン、ウルヴァリンといったミッドナイト・サンズのメンバーたちをも倒しています。それでもリリスには及ばず、彼は悪魔の奴隷に変えられ、地獄の力を吹き込まれました。仲間に引き入れるのは困難を極めるでしょう。
得意分野:タンク/ダメージ
ハルクの攻撃力は、敵の攻撃からのダメージで蓄積する憤怒によってより強力になります。憤怒はハルクが攻撃するたびに消費するため、敵を挑発して攻撃を集中させると、味方を庇うだけでなく、ハルクの憤怒維持にも役立ちます。ハルクは味方からの回復を受けても憤怒を失うことはありませんが、アビリティ「果てない怒り」で自己回復すると、憤怒をすべて消費します。